モンスター・ハイ FCA ショップ限定オペちゃん。 Monster high FCA Hauntlywood Operetta.

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    モンスター・ハイのメーカー本国、アメリカでは各トイショップやデパート限定エルクルーシブ(専売商品)が随時、もう節操ねぇなって程に色々発売されてます。

    その割に中には大して服も凝って無いし小物も使い回しが目立ってデザインクオリティがイマイチな物も多くて、どっちかってとこれで日銭を稼いでんじゃ無いかって勘ぐってしまう場合も有るんですが〜。

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    この、FCA(よ〜いカメラなんちゃらって日本版シリーズタイトルも有るけどこれは海外版だからね。)シリーズショップ限定オペちゃんは凄く欲しかったんだよね〜!?。

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    FCAはワイドなレギュラーボックス、Hauntlywoodの新メンバー組とタイトなスリムボックス、Black Carpetのオリジナルメンバー組、2つの価格帯でのシリーズ展開だったけど、Operettaは既存メンバーながら、ブックレットや小物等、通常フル装備版のHauntlywood枠での商品化だった。

    ませっかくのショップ限定なので、その方が商品映えもするからね〜!?。

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    パッケージイラストは、こんな感じなんだけど、

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    全体的には悪く無いかもだけど顔の立体感が雑で、ちょっと整形&メイククオリティの完成度が低い、タイかフィリピンの若いニューハーフっぽい…!?。

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    ま肝心なのは実物のドールだけどね。

    実際のドレスはかなりハイウエストで、普通のワンピースっぽかったCGイラスト版よか返ってこっちの方がバランス的に垢抜けてる気がする。

    FCAはハリウッド映画界をイメージさせるHauntlywood…!?が舞台な割に、新キャラはエリサ様以外、皆裏方職だったし、Black Carpetの4人も膝丈のプリントドレス&色彩過多なメイクがケバケバ安っぽくてイマイチハリウッドのレッドカーペットっぽい洗練されたゴージャス感の有る子が少なかったけど、このオペちゃんは彼女っぽいクラシカルな時代の女優みたいで品よくまとまってる。



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    生地の素材&服の作り込みはぶっちゃけかなりレベル低いけど、その代わり生地プリントは結構頑張って凝ってるのがMHシリーズのOF。

    今回のオペちゃんの服は彼女のイメージモチーフのピアノ鍵盤の図案アレンジにちょっと捻りが合って凄くイイ!!。

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    ゴース地のペチコート(60年代ファッションが基盤の彼女の場合、パニエではなく敢えてこう言うのだ。)も裾の5線の音譜のラインプリントが凝ってる。樹脂コーティングでのプリントでほつれ止め効果も同時に施してる。

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    白黒+真っ赤と言う何時もの簡潔なカラーリングが逆にシック&インパクトが有って高いファッション性を出してるのが良い。トップは赤一色だけどメインのメタリックレッドと胸元縁の透け感の有るフリルの生地が目を引いてセクシー!?。

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    そうそうこのオペちゃんの大きい特色がこのロング・グローブ!!。

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    右が白、左が黒、左右で色違いの手袋をモールド&塗装で表現しています。

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    だから布製じゃないので脱げないんだけど、MHは手首&肘は着脱可能なボディーだから、モールドグローブ仕様の手&腕でも同じキャラの子を持って居れば自由に交換出来るもんね。

    黒手袋の方の鍵盤バングルは以前どれかのオペちゃんにも付いてたよね!?。

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    てか、今回のオペちゃん、顔超整ってて美人なんですけど〜!?。

    やっぱり最近のインドネシア製MHドールは顔プリントの精度がだいぶ又上がって来てるね。

    去年のクラス写真オペちゃんとかと比べるとまるで嘘みたいでPGオペちゃんが何かパチモンに見えちゃう!?。


    髪は前髪&両耳から上グルッと生え際が黒、それ以外が真っ赤と上下真っ二つに分かれてる感じ。黒髪部分は結い上げてハーフアップのサイドポニーテールにしてる。

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    グローブモールドの手袋は最近のMHドールにちょくちょく採用されてるけど、この樹脂造形の本体にリボン等、布素材を合わせて形と質感、両方を解決しようとしてる帽子もGNOスペ子で既に有った。

    今回はハート型の帽子本体に黒のチュール&ゴースの透け感の有る生地でリアル感を出してる。

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    巾着型バッグも新し鍵盤モチーフの新しい使い方で格好いい。

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    オペちゃんの鍵盤デザイン小物も最近はちょっとマンネリって来てたけどここへ来て又上手くリフレッシュした感じ。

    通常品の他のドールでも頑張ってデザインして欲しいんだけど…!?。

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    生憎、

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    靴は去年…の2着分のアイテムのDXアウトフィットセットに付いていた物の色違いだったけど、この服にはよく合っていた。既存型の靴でも色や形に必然性が有ればまだね。

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    今回はオペちゃんにしては珍しくマスクをしてなかった。だからピアスは両方に装着。メイクのシャドウも落ち着いたセピアブラウンが凄く顔の美しさを引き立ててると思う。

    アクセ類がすべて同じモチーフで統一されてるから、全身のトータル感も充実してる。

    最近は有り得ない配色、まとまりの無い多色使いで奇異なモンスター感を出そうって方向ぽかったけど、ドールならそれなりの色や形のトータルバランスはやはり当然必要なんだから、其処は勘違いしないで欲しいよ。

    生え際の髪を結い上げたハーフアップスタイルにしてるんだけど、それでサイドにちょっとハゲが露出してるから又追加植毛したい…。

    本当はパッケージイラストみたいに裾を巻きたかったんだけど、どうせ追加植毛するなら二度手間になるんで今回は保留しますた。

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    ああ、付属品を載せるの忘れてた!?。

    このカメラは今回の撮影にも使ったPremium Party プレイセットに付いてたヤツの一部色違いっぽい。



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    それとIDタグ。ミュージックフェスティバルに付いてたバックステージパスと同型。



    とまぁこんな所でしょうか!?。でもFCA、主人公の筈なのに本当にフランキーは出なさそうだね!?。

    まぁ最近フランキーとか初期からのオリジナルメンバーは流石にちょっとデザインがマンネリって来てたから、アイデアが思い浮かばなかったのか…!?。

    チーフデザイナーのギャレット氏だっけ!?。クラウディアを担当したらしいけどゲイのデザイナーの割にツメが甘いってか、イマイチセンスが微妙な気も…!?。まデザインには上から色々要らんクレーム付けられる場合も有るから決め付けては悪いけど、MHはゴス、ホラー、ファッションがクールにミックスされたドールって所が魅力だったんだから、あまりゲテモノ色強くなったら台無しなんだよね…。

    リリース数が減っても良いから、それぞれのキャラの可能性、最低限のデザインと品質のクオリティはキープして、出来るだけ長く続けて欲しいなと思ってるんだけど…!?。

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    モンスター・ハイ オリジナルファーコート製作中〜試作品。

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      先日から製作に取りかかってるファーコート、一応本生地での試作が出来ました。

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      毛皮…特に豹とか虎とかは大人ハードなイメージになりがちだけど、返ってキュートに仕上げるとドールのOFアイテムとして活用しそうと思ったので、大きな襟のミドル丈Aラインのデザイン、裏地も敢えて鮮やかな明るい色を選んで見ました。

      モンスター・ハイでの本格的なお洋服製作はまだ少ないんだけど、普通の六分の一サイズドールの服はN社、V社、A社、各メーカーのドールデザイン時服もサンプル製作まで自分でやったし、地元のドールショップで委託販売とかも作ってたんだけど、もうすっかり手順や小さいコツ等みんな忘れてたので作業効率が驚く程悪い悪い…!?。

      今回みたいな裏地付き、しかも袖までフルの総裏モードだと中表に縫うときの生地を折ったり重ねたりの順番が、仕上がりから逆算を考えてたらもう頭が痛くなって…!?。

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      まだ裏地は仕上げのまつり縫いをやって無いからちょっと浮いてる…てか縫いが雑過ぎて襟元とか型崩れが酷い…www。もう一回作り直しだな!?。

      これ、クラウディーンに着せてるけど〜本当はクレオさん仕様なので、エメラルド・グリーンの裏地になって居ます。(Dちゃんにはビビッドピンクの裏地をもう買ってあるのさ。♪)

      でもクレオ用なら叶姉妹の毛皮スタイルみたいにサングラスの似合うフルレングスで、出来ればお揃いの帽子付きとかのゴージャスなスタイルが合うかな〜とか色々思案中です。

      モンスター・ハイ 団体さんいらっしゃい、ダンスクラブ5Pパック再び。

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        限定オリジナルドールのロシェルを紹介しただけで、後そのまま放置プレイになっていたダンスクラブ限定5Pパックの残り4人…。

        もうひとりのギルは勿論、後の3人は通常単品商品としてとっくに発売されてたドールですが、このダンスクラブは日本発売されて居ないシリーズだったので、一応皆おさらい的に紹介して置こうと思います。

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        オリジナルドールのもう一人、淡水の水棲モンスターギルはスカルショアでのデビュー以来、2度目のリリースです。

        MHの男子ドールは全体のニーズからするとやや売りが少ない様で、それに併せて生産ロッドも若干抑えてる結果、欲しい人達には結局争奪戦アイテムになりがちなのでこのギルもファースト版は発売後すぐにプレミア価格が跳ね上がってましたね。

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        淡水棲モンスターは海水棲半魚人のラグーナと違って陸上での活動がやや苦手なのか、ギルのファースト版には中に水を溜める設定のドーム型鰓呼吸ヘルメットが付いてたんだけど、このダンスクラブ限定版にも同じ物が付いてたのが嬉しかったな。♪

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        前後分割式で、取り外し可能。シルバーの塗装部分もファースト版と同じでした。

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        アニメではかなりのヘタレでほぼ藤木君ポジションのギルですが、ドールはちょっと歌舞伎風のフェイスデザイン、浮世絵風のOFプリントがかなり日本テイストで、今回のタンクトップのプリントも波渋きを表してる。

        ハーフ・スェットパンツはちゃんとウエスト部分も作り込んでました。

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        靴はデュースのバスケットユニフォームOFセットやC-A-Mボーイズスターターセット(共に日本発売開始前の商品)に付いてたスポーツシューズと同型。ただ色違いと言ってもいづれもベースは黒の成形色で特にデュースのはウロコをイメージした模様等まだプリントパターンが凝っていたけど同じグリーン系だから若干似通っては居るな。

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        通常単品商品ではシリーズ共通装備品としてバッグが付いてたけど、ギルにもボストンタイプのスポーツバッグが付いていた。因みにロベッカ、ラグーナ、オペレッタの3人だけど、ちゃんとこの5体セットでも単品発売時同様、同じバッグが付いていた。

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        バッグは無塗装だけど、OFのデザインに合わせて日本画風の波模様のモールド入り。

        ファースト・ギルのレビューもスカルショア発売年(日本のどくろ海岸よりもずっと前です。)辺りの過去記事でやってます。スカルショアもクラウディーン、クレオ、2人のオリジナルドールが付いた5体パックが有ったけど、コッチは単品売り時の小物はオミットされてた…!?。

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        この3人は通常単品発売が有った組。装備品のバッグもちゃんと付いてた。



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        ラグーナもロベッカもこの限定5体パック狙いだったので、ずっと購入を保留してんだよね。

        ただオペレッタだけはヘアスタイルが凄く欲しかったワンレンタイプだったので、真っ先に買ってましたが。

        で、ダブったこの限定版オペはこのセットを取り寄せてくれたwaccaさんに差し上げました。

        まぁカスタム要因にしても良いんだけど、まだオペちゃんはPGとか顔をいじらなきゃイケない子も居るし、オペはwaccaさんも割とお気に入りのキャラの一人でDC版は丁度確かまだ持っていなかった子だったし、靴やOFも使い回しの効きそうなんで、せっかくの良いタイミングだったから…。

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        手元には先に買って、髪を追加植毛で手を入れていた通常単品売りの方を残しました。

        DC5P版オペは植毛も割と綺麗で出来が良かったからそのまま贈れて良かった…。♪

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        赤髪のDCオペには襟足のみ、定番の黒メッシュが有ったけど、

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        分け目の量が少なくてスカーフを外せ無かったのを解消する為の赤髪追加植毛のついでに横の髪を上げた時に見える様、サイドにも黒メッシュを入れました。

        全体の長さも少し、延長してるけど。

        バッグはドラム型。無塗装だけど成形色の赤は凄く鮮やかで綺麗。

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        サイドは彼女のシンボルの1つであるレコードを象ってる。

        まDCオペはちゃんと購入当時にレビュってたんだけど、ながれでね。

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        ロベッカとかはコレが♯2モデルだったから何も無ければ買ってたかも。丁度2着分のアイテムがパックされたDXOFセットが発売されたばかりだったんで、ロベッカも最低2人にしたかったりして!?。

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        単品商品版は普通にポニーテールっぽかった気がしてるんだけど、5体パック版のうちの子はかなりカーリーボンバーな感じだった!?。いえいえ別に手とかは特に入れてません〜!?。

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        このシリーズはダンステーマと言ってもスタジオでのレッスン時のシーンを再現しているので、レオタード+スカートが基本スタイル。ロベッカはパレオタイプの物を巻いてる。

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        靴はアンクル丈のブーティータイプ。

        このシリーズ、製造は中国工場担当で、チャイニーロベッカは大きな離れ気味の目が特徴の顔付きだけど、この頃はそれでもまだだいぶマシな方かも!?。

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        このシリーズ、何気にドラム型バッグが多い…。

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        ま側面のモチーフが歯車でオペちゃんのレコードと同じ円型だから仕方無いっちゃないけど…!?。

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        ラグーナは確かバレエコース。

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        イラストではセンターパートだったけど、実際のドールは横分け。フロントは結い留めてたんだ…!?。

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        バレエテーマだけに靴もトゥ・シューズ。しかもコレは練習様のそれじゃ無く、華やかなステージ仕様っぽい感じ。

        編み上げの靴、ラグーナには割と有るけどコレは多分一番紐が長いタイプかと。

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        ラグーナのバッグは、

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        水中ボンベ…かな!?。

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        殺風景な背景ばかりなのもなんだから、当初はパーティーラウンジを学校のダンススタジオに見立てて使うつもりだったんだけど、黒いボード部分とか、天井が結構低くて標準サイズの女の子ドールでも奥のステージに置くと頭がギリギリで今回のロベッカみたいなアップヘアの子だともうつっかえちゃう!?。

        ブログに初出しの時には細部の作りも良く見せたいんで、それだと無地のバック・スクリーンのみの方が良かったりするんで。

        ドールのプレイセットも日本メーカーの箱物(ルームとか店で、ちゃんと壁が有るボックス型のドールハウスタイプのプレイセット。)で六分の一サイズだと、ややノンスケール気味の場合もまま有るけど、コレはもうちょっとどうにかして欲しかった。(ハイスクールプレイセットは例外的に大きかったけど。)

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        モンスター・ハイ オリジナルOF、コート作成中〜。

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          最近はカスタムって言うともう、永いことドールのお直ししかやってない…。

          でもビンテージBarbieとの出逢い〜現ジェニーのタカラ・バービーから始まったドール遊びは元々、当初はすぐに既製服より自分のデザインした服を着せるのが一番の楽しみになってたんスよ〜。

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          随分昔だけど、ジェニーのアンテナショップのディスプレイ作品製作や、パターンブックの仕事をちょっとやらせて貰った時期が有って、その頃の作品を少し…。

          マリーンの方は当時ブレイクして大好きだったMadonnaファッションを参考にしました。



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          この3点は誌上コンテストの為に作った物で、パールオーガンジーにラメをトッピングした物はウスバカゲロウの妖精の女王、エリーをモデルドールにした黒エナメルにクロスチュールを被せてちょっとフェティッシュ・ボンデージ風のマーメイドに、

          赤黒半身のエナメルのドレスは着物がモチーフですが、裏地を金ラメフロッキードットプリントにしたり、本来和装には用いられない洋服の生地や服飾素材を組み合わせ造りました。後にシャネルチェーンの帯締めは晴れ着着付けの雑誌で実際の着物でやっていましたね。

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          これは創刊当時から好きでずっと読んでいた、マガジンハウス出版のお洒落小物&ファッション雑誌、『Olive』のファッショングラビアのイメージで。

          Oliveは今で言うとZipper的な個性派ファッション雑誌で、同じ出版社のPOPEYEの姉妹誌として創刊して、当時のファッション雑誌の草分け的存在になりましたが、時代がロマンティックアート傾向からクールスタイリッシュ系にシフトして行った流れで、もうずっと前に廃刊してしまいましたが、楽しい手作り特集や、此処のビンテージBarbie他、ドールの特集で自分に一番フィットする趣味がドールなんだと教えて貰った雑誌なので、いまでも大好きな雑誌です。

          タカラ・バービー〜ジェニー改名後初期当時のジェニーは本当にドールが好きな優秀でセンスの良いアイデアが豊富なスタッフチームが居たので今からは想像がつかない位楽しいドールシリーズでは有ったけど、基本お子様対象のドールで個性&存在感が若干薄く、あまりデザインに凝った自作の服だと浮いてしまいがちだったので、ヘアーやメイクをいじる様になったのも元々は自分の造った服が似合うドールにしたくて…って経緯だったんだよね。

          ま、正規メーカーの商品はつまんなくなったけど、今はお城の工場ブランド製品で良い物が出来てるからね。

          ただあのボディーは可動機能&豊かな曲線でディテールやバランスが美しいボディーが必須の今のドール事情にあまりにも時代遅れだからいくらなんでももうどうにかした方が良いと思うんだけど…。

          これはメーカー側の問題だろうけど、本来必要な筈の予算を惜しんで、根本的な問題も解決せず中途半端にだらだら続けても、結局商品生命を縮めるだけなんだから、自社ドールを本当に大事にしたいなら、もっと根元からドールの企画をしないとね。

          ドールは名前で売れてる訳じゃ無くて、実際の人形本体と服の出来次第がそれを左右するって事をちゃんと認識しないメーカーに成功はないでしょ!?。

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          又前置きが長くなっちゃった…。

          新しいMHドールファンも増えて、結構自作OF製作をしてる人も居るので、オイラも久し振りにうちの子達に服を造りたくなったので、今製作中です。

          オイラは売り物までは作らないと思うけど、自分が欲しい&又御世話になってるドール友達に贈れる物を…って事で〜

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          MH用のコートを作成中です。

          この服地は仮縫い&パターン製作用の仮の生地なので、本番に使うのは別の生地です。

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          じゃどんな生地で造るのって話ですが、前からMHドールにファーコートを着せたくて、去年から材料を少しずつ揃えてたんだよね。

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          襟刳りをちょっと修正する位で型紙はほぼ完成が見えて来たかな!?。

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          ファーコートだと、結構袖ぐりの大きいモッサリした形になりがちなんだけど、せっかくのMHボディー仕様なので、袖も見頃も出来るだけ細身に造りたくて…。

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          とは言えコートなので、下にインナーを着込むのが前提だし、総裏地のコートにするので、こころもち見頃もちょっとだけ太くするかな?。

          縫い難い毛足のあるファー生地は出来るシンプルな型紙にしたいんで前身頃には特にダーツとか入れて無いんだけど、その代わり背中は例の逆海老反りラインに対応する様、センターにダーツを入れました。

          この連休中に完成出来たらイイな〜。

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          そう言えば今回のモデルの一人、エリサ様の髪もちょっと手を入れました。

          パッケイラストでも割と豊かで長めのエンドカールだったのに、実際のドール髪のカットがもうレイヤーと呼ぶにもザンギリ度が酷くて兎に角毛先が汚い…!?。

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          長さが足りないのはまだしも、毛先がザンバラってるのはやっぱり耐え難いのわ…www。

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          ザンギリ度はほぼ全体に渡っての感じだけど流石に全部の髪を植え替えるのはちょっとしんどいので、頭天辺の分け目の髪だけ抜いて新しく植え替えた。それでも結構な作業だけど。

          でも長い髪で被せるだけでもある程度の髪の不揃いはカバー出来るから。元々ボリュームダウンの為に髪をすく場合も有るからこれも毛先を揃え(て見せ)たり、伸ばし効果には有効な方法なんだよね。

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          で、リファイン後がこんな感じ。

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          トップの髪が長くなっただけで、もう髪の表情が激変する。

          この流した時の綺麗な髪のアウトラインが欲しかったんだよ〜!!。

          結構写真だとごまかし聞くしね!?。

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          後ろ髪姿。エンドカールだと、カールでもボリューム具合が調節出来るんだよね。

          以前は…てかドール服製作は母が使ってた足踏みミシン(をモーター付き卓上型に改造した物)を最初ずっと使ってて、それが細かい切り替えやカーブ、デリケートなカットラインの多いドール服製作には返って一番合ってたんだけど、コンピューターミシンは一般作業で作業し易い様に開発されてるからなんか融通が効かなくて…。まジグザグとか色んなステッチが出来るのは便利だから2台使う様になったけど。

          兎に角、完成まで、がんばんなきゃ。

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